だいじょうぶだ50代~50代のing

50代の世界観を書きます

【7】とにかくあっという間に過ぎた人生

20歳までは毎日が長かった。特に学生時代は勉強が大嫌いだったので、毎日が苦痛で長かった。

「私は仕事に向いている」と気づいたのは高校半ば。私は進学するのをやめた。

勉強するのがバカバカしくなったのだ。就職に強い高校ではなかったため、あまり思う仕事がなかった。初めて勤めた会社は合わずすぐに辞めた。東京で勤め、母から逃げたかったはずなのにホームシックになり逃げ帰ったと言っても過言じゃない。

一度家を出られたのに、また過干渉でマイナス思考な母と住むはめになってしまった。マイナス思考はマイナス思考を呼ぶ。私までマイナス思考になりそうな苦痛な日々が続いた。

世間的に適齢期と呼ばれる年齢になった私は毎日「結婚しなさい」「結婚しなさい。恥ずかしいから」と言われるようになった。結婚して欲しい、孫が見たいのはまだわかるけど、恥ずかしいはないんじゃない?この母とはいられないな、と改めて思い、地元で貯めたお金を元に都会へ出た。だが待っていたのは一年間の失業。辛かったー

つづく