だいじょうぶだ50代~50代のing

50代の世界観を書きます

【4】昭和40年代からの電化製品

ばあちゃんという人が保険をやっていて、もうかっていました。母はばあちゃんからおこづかいをもらっていました。保険もいいのに入れてもらって、満期が来たら高額もらっていたと思います。

そんな母の趣味は「新し物好き」でした。それは異常で、子供心に「なんで毎月家の中が変わるんだろう」と不思議に思っていました。茶箪笥がサイドボードになった時代で、家具はがっちり重く、組み立ててありました。母は飽きたら買い替え。飽きたら買い替えしていました。それだけでもどうかと思うけど、じゅうたんに関しては年に何回も変わり、してまた模様替えも大好きで学校から帰ってきたらよそのおうちに帰ってきたかと思うほどでした。まだぽっちゃん便所で家のカギなんてかけている家とかけていない家がありました。うちの中で一番買い替えたのは、テレビじゃないかな?リモコンテレビ内蔵のテレビが発売されたら来週にはうちにある、うちはそんな家でした。まだテレビは枠が木造で台も木、重かった。父は田舎街の公務員で平均的な家庭でした。つづく