だいじょうぶだ50代~50代のing

50代の世界観を書きます

【3】ポケベル→ピッチ→携帯→スマホ

おばちゃんに歴史あり。

20代の頃「どーしておじさんおばさんて昔の話をするんだろう」とうざったく思っていたけれど、おばちゃんになったらわかりました。歴史があるんだから仕方ない、と。

私の若い頃はね、的な話はおばちゃんになった今でも、他人のはどーでもいいので書かないけれど昔話は書きます、あたくし。

昭和40年代は、今のように世界がめまぐるしく変わった年代です。

今は仮想ですが、当時はリアルで電化製品や車、お菓子がどんどん開発発売されました。この「お菓子」という部分がテレビやネットでは、はぶかれています。

おばちゃんが小さい頃はおやつと言えば、魚肉ソーセージとかっぱえびせん、お口の恋人ロッテのガーナチョコレートぐらいしかありませんでした。40年代半ばから昭和55年ぐらいまで、新商品を発売したら売れる時代が続いたのではないでしょうか?

田舎暮らしだったので外食産業も少なく、でも、父がグルメだったので食堂や焼き肉、寿司屋はよく連れて行ってくれました。まだケンタッキーが日本、北海道に進出してきていなかったと思います。

父は、家に部下をよく呼んでどんちゃん騒ぎをしていました。朝起きたらジンギスカン鍋が脂でギトギトで、タバコ臭い。そんな時代でした。当時はお中元、お歳暮も盛んで、酒とボンレスハムがほとんど。それを包み直して別のおうちに送るのが小学校時代の思い出です。宅配便てものはまだなかったと思います。そう👆️郵便でした。色々郵便で送っていたなぁ。今のおばちゃんの生活より、よっぽど良いものを食べさせてもらっていました。カニもメロンも一人一杯、一人一個あたっていたなぁ。ピアノも買ってもらえたしね。ステイタスの意味が違っていた、今と。今は実力とかパソコンに長けている人が上にいけるけど、当時は子供が公務員になるのが親の理想で、ピアノを持っているかどうかで隣の家との差別化になるというか。おばちゃんは当時わたしより若かった母のそんなところに反発して大きくなりました。つづく